実生苗の植え替え
リトープスは、夏の休眠期から目覚め、秋からは生育期に入ります。
去年、種をまいたリトープスの赤ちゃんたちの、植え替え作業をお伝えします!
去年種をまいたリトープスを植え替えます
去年、種をまいた実生苗。
種をまくと、こんなにたくさん発芽して、ぎゅうぎゅうに育っています。
たにっくん工房ではこんなリトープスがたくさんありますが、この時期、全部植え替えします。
気の遠くなるような作業です^^;
準備するもの
*ピンセット(金属製ではないもの)
割りばしでも代用できます。
(リトープスを傷つけないため)
*植え替え用のパット
*鉢底用のゴロ土
*多肉植物用の土
*目の細かい赤玉土
パットにゴロ土を入れます
植え替えするパットに、鉢底石として、ゴロ土を薄く敷きます。
多肉植物の土を入れます
ゴロ土の上に、多肉植物用の土を入れます。
パットの深さの7割くらいまで。
平らにならします。
赤玉土を入れます
最後に、赤玉土の微粒を、多肉植物用の土が隠れるほど入れて、平らにならします。
赤玉土の微粒は、土の表面が乾燥し過ぎるのを防ぎ、まだヒョロっとしているリトープスの赤ちゃんが、真っすぐに立てるように入れています。
植え替え用のパットが完成!
はいっ!
植え替え用のパットが完成しました。
ここに、赤ちゃんリトープスを植え替えていきます。
植え替えていきます
実生苗を軽くはさんで抜きます。
金属製以外のピンセットか割りばしを使って、傷つけないように優しく扱います。
根に付いてる土は全部落とします。
根の先をつまんで、根が真っすぐに土中に入るように、パットに植え替えていきます。
リトープスがつぶれたり、根が切れたりしないように注意してくださいね。
間隔をあけます
リトープスはこれからが成長期。
まだ小さい実生苗も、これからどんどん大きくなっていくので、間隔をあけて植えていきます。
(だいたい、ぶっとい指1本くらいあけてね~)
もうここからは、ぎゅうぎゅうに押し合ってしまうと、変形しちゃうので。
この後、サ~っと水やりして出来上がり!
実生の醍醐味!
実生すると、同じ品種でもちょっと違う顔になるので、「これぞ実生の醍醐味!」ですよね~!
やっふぉ~い!(^^)!
育て方いろいろ
そして、長い間育てていると、分頭して、群生株に育ちます。
単頭で楽しむのもいいけど、群生するともちろんかわいい!
リトープスの分頭は、1頭から2つに分頭して、2頭から4頭にと、倍々で増えていきます!
かわいい花も楽しめます!
リトープスは、その石ころのような隙間から、かわいい花が咲きます!
ちょうどこれから開花期を迎えます。
(残念ながらまだつぼみの写真です・・・)
たくさんのリトープスの花が咲くと、ほんとうにかわいいお花畑のようになります。
これからの季節に楽しめるリトープス。
ひとつひとつは小さいですが、脱皮したり、分頭したり、かわいい花も咲いて、動きが楽しめる植物でもあります。
模様のバリエーションが多いのも魅力のひとつ。
育ててみたくなりませんか?^^
また、今後の作業もお伝えしていきますね~