実生すると楽しい、ユーフォオルビア・オベサ
Euphorbia obesa
ユーフォルビアの中でも、初心者から上級者まで、安定した人気を誇るオベサ。
育てやすく、実生によりできた株は、色や模様、形などにいろいろバリエーションがあり、コレクションしたくなるほどです。
でも、オス株とメス株があって、種を付けるには、その両方の株が必要となります。
植物にオスとメス?
と、驚かれた方もいるかもしれません。
その見分け方をくわしく説明します。
初心者でもわかる!オベサのオス株とメス株の見分け方
オベサのオス株とは?
オベサのオス株とは、花におしべがある株のことです。
なので、株だけ見てもそれがオスなのかメスなのかは、わかりません。
花が咲くと、区別ができるようになります。
オベサは、てっぺんに花が咲きます。
その花が成熟して花弁が開くと、黄色い粉を帯びた、おしべが出ます。
軽く指でさわると、黄色い粉が付くのが、オス株の花です。
黄色い花粉の付いたおしべがありますね!
オベサのメス株とは?
オベサのメス株というのは、花にめしべがある株のことです。
違いを見ていきましょう。
さっきの花とは違いますよね!
メス株の花は、船のイカリのように先端が分かれているのがわかりますか?
そして、指でさわっても、黄色い花粉は付きません。
アップで見ると、おもしろい形のめしべですね!
どうですか?
今、オベサを育てている方も、花を見れば、どちらの株を育てているのかが、わかりますね!
そして、両方そろえば、掛け合わせて、種ができることも、夢ではありません!!
自分だけのオベサができるなんて、なんだかワクワクしませんか?
交配については、次回くわしく説明します。