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オスとメスの見分け方⁉ユーフォルビア・オベサ |オベサの実生その1

実生すると楽しい、ユーフォオルビア・オベサ

Euphorbia obesa

ユーフォルビア・オベサは実生すると、色や模様、形にいろいろなバリエーションが生まれる。
Euphorbia obesaのバリエーション

ユーフォルビアの中でも、初心者から上級者まで、安定した人気を誇るオベサ。

育てやすく、実生によりできた株は、色や模様、形などにいろいろバリエーションがあり、コレクションしたくなるほどです。

 

でも、オス株とメス株があって、種を付けるには、その両方の株が必要となります。

 

植物にオスとメス?

と、驚かれた方もいるかもしれません。

 

その見分け方をくわしく説明します。


初心者でもわかる!オベサのオス株とメス株の見分け方

オベサのオス株とは?


ハウスで栽培しているユーフォルビア・オベサのオス株。
オベサのオス株

 

オベサのオス株とは、花におしべがある株のことです。

 

なので、株だけ見てもそれがオスなのかメスなのかは、わかりません。

花が咲くと、区別ができるようになります。


オベサは、てっぺんに花が咲きます。

その花が成熟して花弁が開くと、黄色い粉を帯びた、おしべが出ます。

 

軽く指でさわると、黄色い粉が付くのが、オス株の花です。


ユーフォルビア・オベサのオス株の花です。
オス株の花
黄色い花粉があるのがオベサの雄花。
黄色い花粉の付いている雄花

黄色い花粉の付いたおしべがありますね!


オベサのメス株とは?


ハウスで栽培している、ユーフォルビア・オベサのメス株。
オベサのメス株

 

オベサのメス株というのは、花にめしべがある株のことです。

 

違いを見ていきましょう。

 

 



ユーフォルビア・オベサのめしべは、船のイカリのような形です。
船のイカリのような形のめしべ

さっきの花とは違いますよね!

メス株の花は、船のイカリのように先端が分かれているのがわかりますか?

 

そして、指でさわっても、黄色い花粉は付きません。


雌花はさわっても黄色い花粉が付かないので、区別ができます。
さわっても花粉はありません

 

 

 

 

アップで見ると、おもしろい形のめしべですね!


どうですか?

今、オベサを育てている方も、花を見れば、どちらの株を育てているのかが、わかりますね!

 

そして、両方そろえば、掛け合わせて、種ができることも、夢ではありません!!

自分だけのオベサができるなんて、なんだかワクワクしませんか?

 

 

 

交配については、次回くわしく説明します。