オベサの種ができたらすること
Euphorbia obesa
交配して種がふくらんできたユーフォルビア・オベサ。
でも、せっかく種ができても、ほったらかしにしてはダメなんです!
オベサの種は、勝手にはじけてしまうので、気が付いた時には、
「種がどこかに飛んで行って無いっ!ショック・・・」
みたいな悲しいことになってしまいます。
そんなことにならないように、しっかり収穫まで見守りましょう。
オベサの種は、熟していくにつれて、種の周りについている外側の皮が、だんだん乾燥して固くなります。
そしていつのまにか、パ~ンとはじけて、種がどこかに飛んでいってしまいます。
(子孫を残すためにうまくできていますね)
以前は、ストローを使って種を採取していました。
(NHKテキスト 趣味の園芸2017年11月号にくわしく載せましたね!)
もちろん、ひとつひとつ熟してるかどうか、確かめる手間がかけられない方は、この方法で採取してくださいね。
はじける前に種を採取する方法
種を採る時期は?収穫適期をみきわめる!
船のイカリのような形のめしべを、ピンセットで軽くつまみます。
まだ熟していない種
熟していない種からは、このように白い液が出ます。
これは、まだ収穫の時期ではありません。
まだ、見た目も青いですね。
ユーフォルビアから出る白い液は有毒ですので、直接手でさわらないようにして、目や口などに入らないように注意してください。
収穫できる種
ピンセットで軽くつまんでも、このように、白い液が出なければ、収穫できます。
見た目も茶色く変色してきているので、わかりやすいです。
何回か経験していくと、収穫適期がわかってきますよ!
収穫する時は、ピンセットで軽くひっぱって、そのままはずします。
(中をこじ開けたりしたらダメですよ~)
収穫した種はどうするの?
種の保存方法
じゃ~ん!!
収穫した種です!
収穫した種は、そのまま置いて乾燥させると、勝手にはじけて外皮と種に分離するので、楽ですね~
でも、はじけたらどこかに飛んで行ってしまうので、こんな感じの容器で乾燥させると、はじけても大丈夫です。
密閉容器は、風通しが悪く乾燥しないので、使わないでくださいね。
どうですか?
ちょっとしたコツで、こんなに簡単に種を収穫できるんです。
自分で交配して種を採れば、楽しみも倍増します!
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね~