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ユーフォルビア・オベサ 種の採り方のコツのコツ!|オベサの実生その3

オベサの種ができたらすること

Euphorbia obesa

ユーフォルビア・オベサに種ができました。
ユーフォルビア・オベサにできた種

交配して種がふくらんできたユーフォルビア・オベサ。

でも、せっかく種ができても、ほったらかしにしてはダメなんです!

オベサの種は、勝手にはじけてしまうので、気が付いた時には、

「種がどこかに飛んで行って無いっ!ショック・・・」

みたいな悲しいことになってしまいます。

 

そんなことにならないように、しっかり収穫まで見守りましょう。


オベサの種が茶色くなってきて、収穫が間近です。
茶色く変色してきた種

オベサの種は、熟していくにつれて、種の周りについている外側の皮が、だんだん乾燥して固くなります。

そしていつのまにか、パ~ンとはじけて、種がどこかに飛んでいってしまいます。

(子孫を残すためにうまくできていますね)

 

以前は、ストローを使って種を採取していました。

(NHKテキスト 趣味の園芸2017年11月号にくわしく載せましたね!)

 

もちろん、ひとつひとつ熟してるかどうか、確かめる手間がかけられない方は、この方法で採取してくださいね。

 

はじける前に種を採取する方法

種を採る時期は?収穫適期をみきわめる!

オベサのめしべを軽くつまんで、熟しかげんをチェックします。
めしべを軽くつまみます

 

 

船のイカリのような形のめしべを、ピンセットで軽くつまみます。

 

まだ熟していない種

熟していない種は白い液が出ます。
熟していない種

 

 

熟していない種からは、このように白い液が出ます。

これは、まだ収穫の時期ではありません。

まだ、見た目も青いですね。

 

ユーフォルビアから出る白い液は有毒ですので、直接手でさわらないようにして、目や口などに入らないように注意してください。

収穫できる種

収穫適期の種です。
収穫適期の種

 

ピンセットで軽くつまんでも、このように、白い液が出なければ、収穫できます。

見た目も茶色く変色してきているので、わかりやすいです。

 

何回か経験していくと、収穫適期がわかってきますよ!

 

収穫する時は、ピンセットで軽くひっぱって、そのままはずします。

(中をこじ開けたりしたらダメですよ~)

収穫した種はどうするの?

種の保存方法

収穫した種を容器に入れて乾かします。
収穫した種

じゃ~ん!!

収穫した種です!

 

収穫した種は、そのまま置いて乾燥させると、勝手にはじけて外皮と種に分離するので、楽ですね~

 

 

 


種がはじけ飛んで行かないように、ふたのある風通しのいい容器で保存します。
容器で乾かします

 

でも、はじけたらどこかに飛んで行ってしまうので、こんな感じの容器で乾燥させると、はじけても大丈夫です。

 

密閉容器は、風通しが悪く乾燥しないので、使わないでくださいね。

どうですか?

ちょっとしたコツで、こんなに簡単に種を収穫できるんです。

 

自分で交配して種を採れば、楽しみも倍増します!

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね~